キャッチボール!~相手の胸に投げてアウトを取る④~<上半身の分離と連動性・距離感>
キャッチボール!~相手の胸に投げてアウトを取る~ 第四弾!! 今回は、 「上半身の分離と連動性・距離感」 についてお話していきます。 「膝立ち」 ◆上半身のリリースと腕の動き! ・身体は利き手側の体の側面が相手に見えるように傾ける! ※無理のない肩の入れ替えを行うため ・リリースしたボールは相手のグラブへ一直線! リリースポイントとグラブの芯を結んだ線で投げる。 ボールを上に浮かせてしまうとリリース時の力が上向きにに分散してしまい、指先からの力が逃げてしまう癖がつくのを防ぎます。 肩の入れ替えを体の中心を軸にして行う! 「正面」 ◆正対した状態で相手に投げる! ・肩幅よりも少し広めに足を広げる。 両足で立つことを意識。 ・股関節の体重の入れ替えを意識! 軸足側の股関節に体重を乗せる感覚と踏み込み足側に体重を移動させて止める感覚を身に付ける。 ・横回転、縦回転の体の軸を意識してスローイングする! 自分の身体が横(サイド)、縦(オーバー)のどちらなのかをつかむ! ・体の中心でボールを扱う感覚! 出力は身体から離れない方が、出せるので、なるべく体の中心を腕が走るイメージを身に付ける。 「距離!」 ◆実戦での距離感! ・7m(前進) 体が正面のまま投げる ・14m(塁間ハーフ) 肩を入れてスナップスロー ・28m(塁間) 余裕があれば、ステップを踏んでスローイング ・38m(対角) ワンステップを力強くスローイング 距離感によって可能性のあるプレーを意識したキャッチボールをしましょう!