走塁を極める!~一流のランナーへ⑨~<三塁走者の走塁>


走塁を極める!~一流のランナーへ~

第九弾!!

今回は、「三塁走者の走塁」についてお話していきます。




「三塁走者の基本」
◆リード


 三塁手がいる時 目安4m
 三塁手がいない時 目安5m

 シャッフルで二次リードをする。
 ラインから一足分離れたところ。
 アウトにならない一次リード。

 少しのファンブルでホームインを狙う二次リードの意識。


「三塁走者の二次リード」
◆右投手の場合

 
 右投手ならば、ピッチャーが足を上げてホーム方向へ体重が移動してから二次リードをとる。

 あまり自信がないランナー場合、セーフティリードで判断をする。

◆左投手の場合

 足を上げる場合は、上げた時点で二次リードをとる。
 
 また、クイックの場合も同様で右足が動いたタイミングで二次リードをとる。

 基本的には、左投手が牽制を三塁に速いボールを投げてくることはないため(暴投で1点が入ってしまうリスクがあるため)二次リードは出やすい。

 
 二次リード後は、ライン上を帰塁する。基本は、手で戻るが、体制によっては、足で戻るのもOK。


「ホームスチール」
◆スタートタイミング

①右投手のセットポジションに入る瞬間。

②左投手のセットから2秒後にスタート。※目安タイム
 
③捕手から投手への返球時。

ホームスチールは、場面だけでなく、打者やカウントも重要になります!

どこで仕掛けるかを普段から決めておくか、場が整った時に決まる作戦だと思うので、チームで決め事をしておくと良いです。

また、打者を入れて練習しておくことでスライディングの場所や避け方なども共通理解してケガのないプレーにしておきましょう。


「バッテリーの隙」

 投手や捕手に隙ができるのは、三振やツースリーからの四球後です。達成したり、悔しいという感情が出たりするタイミングで隙ができます。

※ただし、ワンバンなどを止めてた場合は、ランナーへの意識があるので隙ができにくいです。

打者への意識が高ければ高いほど隙ができると考えます。

四番打者だから動かないではなく、四番打者との対戦に集中しているからこその隙をついた走塁が生きます!

チャンスを広げられるランナーへ成長するためにも、観察して隙が生まれる瞬間を見つけていきましょう!






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