ポジション別求人~ベンチ入りメンバー番外編~<コーチャー・代走>


ポジション別求人~ベンチ入りメンバー番外編~

番外編①!!

今回は、「コーチャー・代走」編についてお話していきます。




「コーチャー」
◆求められる力


〇投手の癖を見抜く観察力
 初動を見たり、特徴的な動き、勝負球や捕手の要求への反応を見て、情報整理することでチャンスを演出することができます。

〇守備の能力を分析する力

 プロ野球のレベルでも、守備力には差があります。小中学生の野球レベルであれば、どこのポジションも完璧ではありません。

 積極的に進めるのか、ストップを要求するのかを判断する材料を集められる能力が必要となります。

〇相手のスキを見つける発見力

 グラウンドの外で一番近くからプレーを見ることができるポジションです。

どこに注目しているのか。
どこにスキが生まれるのか。
その瞬間に指示が出せる発見力が重要です。

〇判断力と決断力

 特に三塁コーチャーの場面でこの力が試されます。

 内野の頭を超えて、外野の前に落ちる打球に対してのゴー、ストップは、打球と野手、走者など多くの情報から最善を判断し決断します。

〇人を動かす責任感

 コーチャーが大きな声で、自信をもったジェスチャーをしてくれれば、安心して走者は走ります。

 責任感のある選手が適任です。
また、三塁コーチャーはレギュラーポジションだと考えています。
固定する価値のあるポジションであると認識させることで、重要度が増します。




「代走」
◆求められる力


〇積極的な行動力
 自分で動ける選手が向いています。
 サイン待ちの選手よりも自分で判断できる選手がベスト。

〇自己分析ができる
 相手の投手に対しての自分の能力とがどの程度釣り合っているのか。
これを判断できる力は、リードやスタートに生きてきます。

〇戦況を判断する能力
 場面によって、攻めるか安全にいくかの判断ができなければなりません。

 暴走と好走塁は紙一重ですが、状況によっては、暴走でしかありません。

〇圧倒的な瞬発力・走力
 瞬発力・走力があるほど、相手にプレッシャーをかけることができ、自分自身に余裕ができます。

〇流れを変える影響力・存在感
 その選手が出たら空気が変わる!

元巨人の鈴木尚広選手やソフトバンクの周東選手など、走塁のスペシャリストがいることで、流れを変えてくれます。


「求人番外編」

 すべての選手にチャンスを提供できるチーム作りをするためにも、選手一人一人に役割を与えるスタンスが必要です。

「チームの雰囲気は補欠に聞け」という言葉があるように、ベンチ入りのメンバーこそ役割意識を高めておくことで、いつでも試合に出せる状況をつくります。

 すべての選手が活躍する、チームの雰囲気づくりをしていきましょう!



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