ポジション別求人~人柄と求められる力①~<ピッチャー>


ポジション別求人〜人柄と求められる力①

第一弾!!

今回は、「ピッチャー」編についてお話していきます。



◆人柄

 勝負強く、信頼の厚い選手
 
 どのポジションもこなすことができ、もっとも努力できる

 これらの状態ができていれば、どんな場面でマウンドに上がっても、チームから応援される選手となります。


◆求められる力

〇8割のストレートを4分割で投げ分けられる。

 ストライクゾーンの4分割はいくつかパターンあると考えます。
 
・ストライクゾーンを十字に区切るパターン①
 (インコース高低、アウトコース高低の4分割)

・ストライクゾーンをクロスに区切るパターン②
 (高目、低目、内角、外角)

・横に区切るパターン③ オーバースロータイプ
 (高めボール、ストライク、低目ストライク、ボール)

・縦に区切るパターン④ サイドスロータイプ
 (内角ボール、ストライク、外角ストライク。ボール)

〇牽制ができる。
・右投手
 プレートを外すことができる。けん制を投げることができる。

・左投手
 足を上げても牽制ができる。顔振りを使える。

〇クイックができる。 
 簡単には、スタートが切られないことが目安。

〇守備・カバーリングができる。
 9人目の野手として計算できるだけの守備力とカバーリングへの対応力がある。

 バント処理ができることは、かなり重要度が高いです。

 一塁側の打球にも、毎回反応ができるようになるまでには繰り返しの練習が必要です。



◆頼れるエース

 現在は、中学・高校野球では、投手のみに特化した選手多くいます。中継ぎエースという言葉があるように、それぞれの役割を果たすことができる選手を指します。

 求められる能力は、ストライクの取れる変化球が1種類あると良いです。

特に、スピードの違うものがあると良いです。
(カーブやチェンジアップなど)

また、最終的に絶対的エースとなる投手は、スピードのある変化球を扱えます。

特に、スライダー系やスプリット系の空振りの取れる変化球があると良いです。



 今回の「ポジション別求人」シリーズでは、小学生では、人柄や将来的な目標として、中学生以上では、実際に扱う内容でお話させていただきます。

 小中学生の軟式野球チームの部員数が少なくなってきている現状で、どのポジションに適正があるのかを見極めるきっかけになればと思います。

 また、部員数が多いところでは、目指す姿を提示することで、目標をもって頑張れる選手を育てていく資料となります。

 多くの選手にチャンスを提供できるチーム作りをしていきましょう!!



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