チーム経営～選手と監督の思考⑦～＜中学野球の経営＞

チーム経営〜選手と監督の思考⑦〜

第七弾！！

今回は、「中学野球の経営」についてお話していきます。

中学野球の役割や経営していく上での考え方についてお話します。

◆選手の未来

　軟式から硬式への移行がスムーズになってきたのは、近年である。

　そこには、ボールの重さや大きさの変更が関わっていると思います。

　さらには、中学軟式出身の投手が増えてきていることが注目されています。

　軟式でも硬式でも重宝されるのは、けがをしない選手です。けがをしないことで、活躍の場や成長の時間を失わずに済みます。

　軟式は、ボールが当たっての、けがのリスクや投げることでの故障のリスクが少ない点がメリットだと考えます。

また、現在のバッティング理論や投球の理論は、メジャーリーグでの方法が入ってきているため、中学から高校野球でも通用するものが扱われるようになっている。

（フライ革命などを足掛けに、フライを打つためのスイングなどの注目度が上がっている。）

（投球では、トミージョン手術を受けないためのフォーム作りが流行ってきている。）

時代流れとして野球の人口が減る中で、野球への挑戦をしやすくする工夫になっていると考えます。

◆中学野球

　ここまで選手の未来についてお話してきました。

　中学野球の役割とは、野球を教えてもらえる環境、勝つ喜び、自分自身の技術面や精神面の成長する喜びを味わう環境を用意してあげることではないかと思います。

　中学野球では、短い期間の中で勝利を目指します。技術はもちろんですが、人間性や礼儀、習慣づくりについてを指導することも重要性が高いと思います。

　ただし行き過ぎた指導をするのではなく、根本として大切なことは、型にとらわれすきず、野球を楽しむことです！

チームを経営する際には、「初心忘るべからず！」の気持ちをふとした時に、思い出してみてください。