チーム経営~選手と監督の思考⑥~<コミュニケーションの手法>


チーム経営〜選手と監督の思考⑥

第六弾!!

今回は、「コミュニケーションの手法」についてお話していきます。

選手との意見交換の方法やタイミング、内容についてお話しします。



◆面談

 時間があるのであれば、シンプルに対面での面談が最もズレがなく、有効な手立てです。
 
<話す内容>
 今の現状や目標に対しての頑張りについてをメインに、聴き手に徹して面談を進めます。

 部員の人数が多くても少なくても、チーム事情はあります。

ポジションに対しての選手の起用は悩むものです。

実際にやりたいポジションとやらせたいポジションは違うことが多いため、気持ちが乗り切らない部分を言葉で伝えていくことが大切です。

使いたいと思われる選手になるための方法を常々伝えていくことで、もったいない時間の使い方が減ります。

選手としても、どこにチャンスがあるのか知ることができるのは有益な情報だと思い、自然と話をしてくれます。

現状を伝えつつ、努力の方向性を導くことができるので、直接話す機会を定期的に設けることはとても重要だと考えます。




◆野球ノート

 これは、練習時間外に読むことができるため、じっくりと伝えたいことが考えてから話やコメントをすることができるツールです。


<書き方や提出頻度>

 最も大事なのは、お互いが負担に感じない程度にして、継続することです!

 書き方のテンプレートは、提示してあげると自分の考えを整理して書くことができる力が身に付くのでオススメです!
 
 選手が自分のために自主的に書き始めたところからが、成長の始まりだと思っています!
 
 ノートについては、続けることが能力的にも難しい選手はいます。
短い文章からでもいいので、書けるようにするとよいです。




◆野球部通信

 選手のアクションを待つのではなく、定期的に指導者側からも発信することで、モチベーションを高める手立てとする。

<記述内容>
・Good point 伸びしろなど
・新しい知識について
・練習方法の紹介動画や文章
・試合の記録、振り返りなど

このように、指導者側の今必要と考えている内容を発信することで、練習のヒントになったりします。

また、練習時に話題提供のきっかけになります!

成長するのは、選手だけでなく、指導者も一緒という気持ちがあることで、チームはレベルアップしていきます!

成長し続けるチームを経営にするためにも、選手とのコミュニケーションを密にしていくことが大切です!

よく選手の様子を見て、声をかけられる指導者でありましょう!




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