身体づくり~野球以外の競技から②~
前回に引き続き

身体づくりという観点から野球以外の競技から取り入れられる考えやトレーニングについて話をしていきます。
1、バドミントン
今回は野球に近い動きのあるバドミントンです。スローイングの動きを矯正するときには、バドミントンのラケットでスイングをすることも多々あります。
特に、野球素人に対してスローイングの形を教えるときに役立ちます。
※長いものを振るということで、腕の流れをつかみやすくなります!
また、フットワークや重心をつかむことも非常に野球と近いものを感じます!
野球では、球際の練習の際にペッパーを行ったりします。
バドミントンの羽根をネット際やサイドで拾う姿勢は、その動きとほとんど同じなので練習に入れてみるのも効果的かもしれません!
そこで、ペッパーで捕球を目的とするものと、バドミントンで球際までの足運びを練習するものとを分けて行うのも、さらに効果的だと思います!
バドミントンは、羽根のスピードがとても速い競技になるので、他にも切り返し、反応、ステップなども野球で必要な能力を伸ばせる可能性を秘めている競技だと考えます!
そのため、遊びとして取り入れる価値は十分にあると思います!
2、バレーボール
バレーボールは、バスケットボールと同様に全身のバネを使ったジャンプ力が注目されますが、スローイングや守備姿勢のレシーブが野球との共通点として最も深いと考えます。
特に、守備姿勢の際に腸腰筋を触ってパワーポジションを作るところは、内野手の守備姿勢やランナーのリードの姿勢とほとんど変わりません。
スローイングでは、肘が前に出て投げてしまうような子の矯正にバレーのスパイクが効果的です。
最後に、サーブでは、ボールに対しての変化をつけることができます。
力の加え方や回転のかけ方などが、投球や打球処理につながると思います。
よく見てボールを捉えるという視点をもってバレーボールも活用していけると思います!
例えば、キャッチャーのワンバン捕球や、内野ゴロ、外野フライの練習に使えると思います!
次回は、身体づくり第三弾です!
他競技から可能性を広げてワクワクする練習メニューの作成をしていきましょう!
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